目隠しフェンスを選ぶときに重要になるのが、その高さです。できたら、高くして中を見えにくくしたいと考えている人もいるでしょう。ですが、背が高い目隠しフェンスというのは、防犯の観点から言うとかなり不利になります。
通行人から見えることに抵抗感を感じる場合は、約180cmを目安にするといいでしょう。背が高い男性でも約180cmあれば中を窺うことは難しいですし、防犯上も問題はありません。
ですが、高さを決めるときには、注意点もあります。それは、外部との高さの違いです。
道路と庭の間に高低差があると、背が高いフェンスをつけても低く見えてしまうことがあります。背が高いフェンスをつけるときには、道路の高低差も計算して選ぶようにしましょう。
目隠しフェンスというのは、低すぎても高すぎても意味がありません。たとえば、庭でバーベキューがしたいと考えたときに、低いフェンスだった場合には近所から丸見えになってしまい恥ずかしい思いをします。ですが、だからといってあまりにも高いと圧迫感を感じてしまうことがありますし、旅行などに出掛けたときには泥棒の心配も増えます。
そして、フェンスというのは高くなると強度が下がるため、台風だったり暴風のときには壊れてしまう可能性があるのです。
目隠しフェンスをつけたいときには、何をなんのために隠したいのか、また目隠しフェンスで隠したことにより、周囲からどのように見られているかを知る必要があります。背が高い目隠しフェンスがほしいと考えたときには、メッシュタイプにするといいでしょう。メッシュにすることにより、庭で遊んでいても外の動きがわかりますし、開放感もあります。
目隠しフェンスを作るときには、フェンスを建てた後のことを想像してみるといいでしょう。高いフェンスを建てたことにより、周囲からの視線は気にならなくなっても、閉塞感を感じるようではリラックスはできません。ほどよい高さと透け感を意識すると、快適な目隠しフェンスが選べます。
目隠しフェンス