外からの気になる視線や防犯、日除けやお庭を楽しむときのDIYなどに使われるのが目隠しフェンスやラティスです。形や素材などタイプは様々です。また、業者に頼まずともホームセンターで購入でき自身で設置することができる手軽さも魅力です。そんな種類豊富な中からどれを選ぶのがいいのでしょうか。選び方は意外と簡単です。用途・目的を明確にすることがポイントです。
・ラティスとは
ラティスは、「ラティスフェンス」のことです。DIYなどでよく使われる木製の柵です。植物を絡ませたりプランターを吊るすなど、ガーデニングを楽しむ際に多く使われているのが特徴です。
・ラティスの種類
ラティスフェンスはホームセンターで購入することができます。購入しやすい、自身での設置も可能ということでDIY目的には最適です。
1.木製のラティス
木製のラティスは、木の温もりをあたえてくれます。植物との相性が抜群です。ただし、木製という性質上、頑丈とはいえません。劣化した際のことも考慮し、ちょっとしたスペースに使うことがおすすめです。
2.頑丈さで選ぶなら樹脂製
木製に比べて樹脂製は頑丈です。木のささくれができることもありません。ただし、木製の木の温もり感にはかけます。お庭の緑との調和にこだわりたい場合は、木目調を選んでみてください。
3.長持ちさせるコツは樹脂製?
外の環境に年中さらされているものです。経年劣化、雨などによる腐食は防げません。やはり、木製よりは樹脂製のほうが腐食も防ぎやすいです。防ぐ方法としては他にも、地面に直接設置ではなくブロックの上に取り付ける方法があります。また、汚れや雨の水滴を拭き取るなどまめにお手入れすることがラティスを長持ちさせるコツです。
・目隠しフェンスとは
目隠しフェンスとは、読んで字のごとく「目隠し」を目的としたフェンスのことです。外からの視線を遮るものとして使われるているフェンスの壁、と想像してください。
・目隠しフェンスの種類
タイプによって、雰囲気や外観がガラッと変わります。どのような雰囲気にしたいのか用途や目的で選んでみてください。
1.木目調
木目調のフェンスは、お庭の雰囲気や外から見たときに温かみがあります。お庭でガーデニングを楽しむ場合に馴染みがいいです。
2.色や素材でおしゃれなフェンス
木目調の温かみのあるフェンスとは反対に、色や素材でお庭をスタイリッシュにまとめることができます。白やグレーのアルミ素材のフェンスを見かけたことはありませんか。色や素材で家をスッキリとしたおしゃれな外観にしてくれます。
3.周りとの差をつけたいときはアイアン調のフェンス
目隠しとまではいきませんが、お庭を魅せるフェンスとしておすすめなのがアイアン調のフェンスです。ヨーロッパではよく使われている鉄素材技術の一つで、形状やデザインが幅広いです。今では、錆びやすい鉄素材と違ってアルミ素材のアイアン調があります。お庭をバラで飾りたい時には洋風のアイアン調フェンスがそれを演出してくれます。
・体験談
実家には、ブロックの上に鉄格子の柵が取り付けられていました。住宅が密集していたため、目隠しフェンスというよりかは隣接する敷地の境界線のような役割でした。フェンスやラティスを取り付ける時の心構えとして、「一生ものではない」ということです。雨の時も晴れの時もさらされているフェンスです。素材によってはかなりボロボロになります。その劣化が家や庭の景観を損なうこともあります。
外からの視線や防犯など、自宅の周囲を広く囲みたいときは家を建てる際に、併せてプロの業者にお願いすることがおすすめかもしれません。また、お庭をガーデニングやDIYで楽しみたい場合は自身でラティスを取り付けることもアリです。また、お風呂場の目隠しやお庭の一角に日除け場所を設けたい時は目隠しフェンスを自分で取り付けるのもいいでしょう。
広い範囲を囲む際はプロの業者へ、狭い範囲を囲む際は自身でDIYする、これが少しでも素敵な外観を保つ秘訣かもしれません。