我が家の場所は、ズバリ田舎。
春や秋のように人間も心地が良い季節はカメムシ、夏はハチ、年中クモがたくさん出現します。
都会から田舎に越してきて、住む前は全く見当がつかなかったのと予算の関係上、庭は特に手入れすることもなく、雑草がボーボーの状態でした。
もともと虫が苦手な私は、晴れた日も洗濯ものは部屋干しの為、特に不都合ではなかったのですが、換気の為、網戸にすることが多々あったので、どこからともなく見たことない虫が部屋に侵入しているのです。
夏は蚊が大量発生し、もう限界。
庭をコンクリートし、ウッドデッキをつけよう。
ネットで手当たり次第情報収集し、ウッドデッキに使用する木材にもいろいろ種類があることを知りました。長く使うものだし、すぐに劣化してしまっては意味がありません。
樹脂でできた木材や天然木、樹脂のほうが劣化は防げるけど、夏場は太陽の熱で熱くなるため裸足では歩けないこと。
天然木にもソフトウッドとハードウッドがあり、ひび割れしやすいものや、反りやすいもの、加工がしにくいものなど、それぞれにメリット、デメリットがあること。
それらを総合的に考えたときに我が家にはどれがあうのか。
結果的に我が家は天然木の『イペ』という素材を選びました。
イペは南米産ノウゼンカズラ科の広葉樹のハードウッドです。
DIYでの加工は難しいため、専門の業者さんにお願いしました。
イペにはラバコールという成分が含まれており防腐、防虫効果が高く虫嫌いの私にもぴったりです。
さらに曲がり割れも少なくウッドデッキとしての信頼性も高い木材なので安心できますね。
ウッドデッキの真下はコンクリートにし、ウッドデッキの横の部分はタイル張りにし所々にブルーのソーラーライトを敷きました。昼間に太陽光で充電し、夜は自動で光ってくれるのでとてもきれいで気に入っていますし、タイルやコンクリートにしたことでほとんど雑草も生えてこず手入れも少なくて済みます。
設置して7年ほどになりますが、気になる点としては、裸足でウッドデッキの上を歩くと足の裏にトゲが刺さるようになったこと、防虫とは言いましたが、ウッドデッキの裏側にハチの巣やクモの巣がたまに作られることくらいでしょうか。
木材の風合いは変わってはきましたが、それもいい味になって気に入っています。